人間は歳をとるにつれ、関節も老化現象がおこります。高齢になってからのひざの痛みのほとんどは「変形性ひざ関節症」によるものといわれ、65歳以上の日本人では20%以上が発病しており、患者数も年々増え続けています。
 関節軟骨が弱まると、以前と同じ運動をしても、関節により負担がかかるようになります。さらに病気が進むと関節軟骨が減るだけでなく、骨が変形してくることでひざが痛むとともに、関節の動きが悪くなってくるのです。
                 

 立ったり座ったり、歩いたり走ったりと、人間が動くのに重要な役割をもつひざの関節は、人間のからだの中でもっとも大きな関節で、大腿骨(だいたいこつ:ももの骨)・脛骨(けいこつ:すねの骨)・腓骨(ひこつ)・膝蓋骨(しつがいこつ:膝のお皿)の4つで構成されています。