「変形性ひざ関節症」治療薬の種類
貼り薬
 冷感タイプと温感タイプのパップ剤があり、冷感タイプは熱や腫れがある場合など、急性時に用いると効果が高く、温感タイプは慢性の痛みや血行をよくしたいときに用いると効果的です。
 また、伸縮テープ型のパップ剤は伸縮効果が高いので、ひざなど動きの多い部位に使用するには適しています。その他にも、プラスター剤といって、薄くて小型のはがれにくいタイプもあります。
塗り薬
 広範囲の痛みに効き、持続性のある軟膏タイプや伸びがよくべとつきも少なくマッサージ効果もあるクリームタイプなどがあり、皮膚が弱くて貼り薬が使用できない人にはおすすめです。
 その他、浸透性が早く効果も早いゼリー状タイプのゲルやゾル、また、さわやかな使用感のローションタイプもあります。
飲み薬
 消炎鎮痛剤として多くの種類があり、また副作用もおこりにくいように工夫された薬がでています。飲み方も1日に2回のものや1日に3回のものがある他、1日に1回の服用でよいものも最近でており、薬の強さもさまざまです。
 医師と相談のうえ自分にあった薬を選ぶことが大切です。
坐 薬
 飲み薬と比べて胃を通過しないということもあり、胃腸障害などの副作用は少なくなっています。また、強い症状に対して効き目も早く効果的です。
注射薬

 痛みや炎症が非常に強いときに関節に直接投与します。注射薬は大きく分けてステロイドホルモン剤とヒアルロン酸の2種があります。ステロイドホルモン剤は強力な消炎効果を持っていますが、それだけに副作用も強く、長く続けて使用するには適していません。
 一方、ヒアルロン酸はもともと関節内にある成分で、関節の潤滑油の役割をもっています。したがって副作用はあまり心配ありません。しかし、その効果はステロイドホルモン剤には劣ります。
 このように、薬の性質を考慮しながら症状にあわせて2つの薬を使い分けることになります。
※以上の薬物療法は専門医の指導のもとに処方されますので、症状についてはできるだけ医師に詳しく説明し、
自分に一番あった治療法を受けましょう!