指導を受けて正しいダイエットを

 肥満の治療は、食事から得るカロリーを減らし、運動で消費するカロリーを増やすことが基本となります。減量は1ヵ月に2kg程度を目安とし、急激な減量は避けてください。また、極端に食事を減らしたりして必要な栄養素の摂取ができない状態は、かえっていろいろな病気を引き起こす原因にもなりますので、専門の栄養士などの指導を受けた方が良いでしょう。
 変形性ひざ関節症の患者さんにふさわしい、消費カロリーを増やす運動としては、水中歩行がおすすめです。ただし、肥満といってもホルモンの異常で起きる場合は、専門医での治療が必要になります。

肥満を防ぐ食生活を
 変形性ひざ関節症に悩むのは、年齢が進んだ方が多いと思いますが、年齢が進むと基礎代謝が減少するので、若い頃と同じだけ食べていると摂取エネルギーと消費エネルギーのバランスが崩れ、知らないうちに体重が増加してしまいます。したがって肥満を防ぐためには、加齢とともに徐々に摂取エネルギーを減らすことが必要になってきます。しかし健康のためには必要な栄養素をバランスよく摂取することも重要です。
 厳密なカロリーや栄養の計算はなかなか面倒なので、比較的容易に習慣化できそうな食事コントロールの基本を挙げてみましょう。


1. 早食いは満腹感を得るまでにたくさん食べてしまうので太りやすい。ゆっくりとよくかんで食べます。
2. 油ものや甘いジュースは避ける。
これらはカロリーが高いので肥満のもとです。
3. 間食や夜食を控える。
4. 三度の食事を規則正しくとる。