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 私たちは日常生活でいろいろな動作をおこないますが、無意識に関節や骨の負担が少なくなるように筋力でがんばっています。高いところから飛び降りたときのことを考えてください。うまく飛び降りれば怪我をしません。これは筋力で関節や骨に対する衝撃をやわらげているからです。従って、筋力の低下が起きると関節をかばうことができず、変形性ひざ関節症に悪い影響が及びます。また、変形性ひざ関節症による痛みが生じると筋力低下がおこり、これがまた症状を悪化させるという悪循環に陥ります。この悪循環を断ち切るためにも、運動療法が必要になるのです。 |
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糖尿病や心臓病でも運動療法をおこないますが、この場合はカロリーを消費したり、心臓に適切な負荷をかけるのが目的です。
変形性ひざ関節症の運動は、
(1)ひざに負担がかからないように、ひざだけでなく体幹・股関節などの筋力を強化する。
(2)ひざに負担がかからないように減量することを目的とします。
よくある間違いは、痛みを我慢して頑張れば症状が良くなる、という考えを持つことです。前頁で述べたとおり、痛みをおこす動作は関節を破壊していると考えてください。痛みを我慢して運動をおこなうと、かえって変形性ひざ関節症を進行させてしまいます。
痛みのある場合は、関節を動かさない筋力訓練(等尺性訓練といいます)をおこないます。 |
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